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大分市遊歩道公園

遊歩公園

キリシタン関連の記念像、記念碑

 大分城址公園から国道197号をはさんで南側へ延びる市道の中央に設けられた、幅約10m、長さ約400 mの細長い公園で、緑の木々の中に10基近くの彫刻や記念碑が点在しており、憩いの場として大分市民に親しまれている。
公園入口では聖フランシスコ・ザビエル像と西洋音楽発祥記念像が西側と東側で出迎えてくれる。ほかに公園内には西洋医術発祥記念像、西洋劇発祥記念碑など、大友宗麟の時代にこの地において南蛮文化が花開いた時代をしのぼせる銅像等が建っている。
そのほか、瀧廉太郎君像など大分県出身の朝倉文夫氏作の像や北村西望氏の作品などもあるので、当時に思いを馳せながらゆっくりと散策することをお勧めしたい。

ルイス・アルメイダ(1525-1583)

 ポルトガル生まれのイエズス宣教師。
1555年に貿易商人として来日したアルメイダは、ガーゴ神父を訪ねて府内に来た。そして同師の指導のもと宣教師となる決心をし、1556年にイエズス会に入会し府内で活動した。 1561年に豊後を出て九州各地を宣教して回り、島原、五島、天草などの教会を開いた。 1580年にマカオで司祭に叙階され、晩年は天草で活動した。
府内での活動は5年程度であったが、その功績は大きい。特に、医学の知識に通じていた彼は、孤児院と内科・外科・皮膚科を有する病院を開設し、囗本に西洋医学を紹介した。また彼は、山口から来たパウロ・キョーゼン、内田トメなど医師の養成にも力を注いだ。
1969年、大分市医師会はアルメイダを顕彰して彼の名をとった「アルメイダ病院」を開設し地域医療に尽力している。

大分市遊歩道公園

アルメイダ像
伊東マンショ像
ザビエル像
城址公園前

アクセス

大分市大手町・府内町

JR大分駅前から徒歩15分。大分駅から国道197号に向かい、昭和通り交差点を右折し約400m。府内城跡の前の通りを歩く。

駐車場:周辺にコインパーキングあり
トイレ:無
 
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